YouTubeにて、養育里親・里子へのインタビュー動画を公開

みやぎ里親支援センター けやきの公式YouTubeチャンネルにて、養育里親をされた方、里子として生活された方のインタビュー動画を公開しました。ぜひご覧ください。

 

実子がふたりいるという早坂さんご夫婦は、子育てが終わった後に小学生を受け入れた養育里親です。

児童虐待やネグレクトなどの一般家庭とは異なる環境で育った子どもを少しでも理解するために、毎晩のように夫婦で深夜から早朝まで、子どもの行動の理由や思いを考え続けてきました。

里子が来た時に感じたのは、子育ては自分たちだけでできるものではないということ。里親の仲間や里親会、学校、子どもたち同士など、社会全体に助けられたと語っています。

 

2歳から7歳まで児童養護施設に入所していたという伊藤さんは、そこから里親の元で里子として生活してきました。20歳を機に一人暮らしを始めています。

施設と里親の一番の違いは、自分のことだけを見てくれる大人がいてくれること。父と母がいて、怒ってくれることも嬉しかったし、褒められるために勉強や部活なども頑張ってきたそうです。

18歳の時に実親と会える機会もあったという伊藤さんですが、自分にとっての親は里親だと語り、父のように誰かに必要とされる人になりたい、という人生の目標も持っています。

 

不妊治療の中で病院からのすすめで里親制度を知った高柳さんは、養子縁組ではなく、要保護児童を預かって養育する「養育里親」という制度を使って、里子を自宅に受け入れて一緒に生活しています。

高柳さんご夫婦が受け入れたのは、もうすぐ4歳になるお子さん。お父さんにはすぐに慣れたものの、お母さんにはなかなか馴染んでもらえなかったそうですが、児童相談所のサポートにより、少しずつ心を通わせられるようになっていきます。