報告◆家庭養護推進フォーラムを開催いたしました

けやきでは、3月16日 東北福祉大学仙台駅東口キャンパスにて「家庭養護推進フォーラム」を開催し、100名を超える参加がありました。

この回のフォーラム「社会的養護のこれから~その原点に立って~」では、過渡期にある今日、その原点を再確認しながら、家庭養育やその支援にあたる人、また、その周辺にある人たちがどのような視点をもつことが必要かというのがテーマで計画しました。宮島 清先生(日本社会事業大学専門職大学院 教授)には、少し深掘りしていただき、先生の専門分野であられる「ソーシャルワーク」の内容も含めながら、特別講演「今、求められている里親養育とソーシャルワーク」をご講演いただきました。

フォーラムの様子

第1部では、宮城県子ども・家庭支援課末永課長からの行政報告、けやきからは、卜蔵センター長の実践報告がありました。

   

宮城県子ども・家庭支援課 末永課長      卜蔵センター長

第2部では、宮島清先生(日本社会事業大学専門職大学院 教授)から特別講演「今、求められる里親養育とソーシャルワーク」をご講演頂きました。

 

第3部では、宮島先生、中川所長(宮城県北部児童相談所)、卜蔵センター長(けやき)の3名で、鼎談「これから問われる養育者とその周辺を考える~子どもの育ちを支えるもう一つの視点(まなざし)」を行いました。

鼎談では、特別講演での内容を深掘りした内容も含め、視野が広がるお話がありました。

宮島先生には、今後、フォーラムから内容を深掘りできる形式へかえて、けやきの活動にご協力を頂きたいと思っております。  (けやきニュース 2019.04)